カルーアミルクってどんな飲み物?アルコール度数やおすすめの飲み方を紹介!
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甘いお酒で有名な「カルーアミルク」。名前は聞いたことがあるもののどのような味わいか、アルコール度数はどのくらいなのか気になる方は多いでしょう。
本記事では、カルーアミルクのアルコール度数やおすすめの飲み方についてご紹介します。おすすめのアレンジ方法やカルーアを使ったカクテルについても詳しく説明していきますので、ぜひ参考にしてください。
カルーアミルクとは
カルーアミルクは、コーヒーリキュールである「カルーア」と牛乳を使ったカクテルです。アラビア語でコーヒーを意味する、「Kahua」が由来で、メキシコの旧領地帯で収穫されたアラビカ種のコーヒー豆を使用しています。
そもそもリキュールとは、果実やハーブ、ナッツやスパイスなどの風味をアルコールに浸して作る甘味の強いアルコール飲料のことで、コーヒーリキュールは、コーヒー豆のエッセンスをもとに作られ、甘く濃厚なコーヒー風味を楽しめるのが特徴です。
カルーアはその中でもとくに有名なブランドで、世界中で親しまれています。このリキュールを牛乳と組み合わせると、やさしくまろやかな味わいになり、デザート感覚で楽しめるカクテルに変わります。
カルーアミルクはアメリカのボストンが発祥と言われており、初めは牛乳ではなく生クリームを割って飲まれていました。この飲み方が女性の間で話題となり、世界中に広がっていきました。
カクテル言葉は「いたずら好き」や「臆病」。ついついお酒と言うのを忘れさせてしまう甘い口当たりから、魅惑的というような意味がつけられています。
カルーアミルクは、その甘さとクリーミーな口当たりで、食後のデザートや特別な夜のリラックスタイムにぴったりです。
カルーアミルクの度数とカロリー
カルーアミルクのアルコール度数は、カルーアと牛乳の割合により異なりますが、通常は5度〜8度の範囲で調整されることが多いです。
カルーア自体のアルコール度数は20度と高いですが、牛乳を多めに加えると度数を抑えつつ飲みやすくなるため、お酒が苦手な方にもおすすめです。一方で、軽い口当たりで飲み過ぎてしまう可能性もあるため注意しましょう。
カルーアミルクのカロリーは一杯あたりおよそ120〜180kcal程度ですが、牛乳の量とカルーアの比率によって左右されます。カルーアミルクはデザートの代わりとしても楽しめるお酒なので、食後や夜のくつろぎたい時間におすすめです。
また飲む際には、カロリーやアルコール度数を考慮して、適量を楽しむのがよいでしょう。
カルーアミルクの作り方
カルーアミルクの作り方は、まずカルーアのコーヒーリキュール30mlを冷たい氷を入れたグラスに注ぎます。次にその上からゆっくりと90mlの牛乳を加えてリキュールと牛乳を混ぜ合わせます。
このとき、先に牛乳を入れてしまうとコーヒーリキュールの香りが抑えられてしまうため、必ずカルーアを先に入れるようにしましょう。軽くかき混ぜると味が均一になり、カルーアミルクの完成です。
カルーアミルクはバリエーションも豊富で、牛乳の代わりにクリームを使用すると、さらにリッチな味わいになりますよ。
また、暑い季節にはカルーアミルクの中にアイス、寒い季節にはホットミルクを使うと、季節ごとに異なる味わいを楽しめるでしょう。気分やシーンに合わせてアレンジを加えるのもおすすめです。
おすすめのカルーアアレンジ3選
これから、カルーアミルクのアレンジレシピを3つご紹介します。おすすめのアレンジレシピは以下の3つです。
- シェイクして泡を作る
- 生クリームをプラスする
- スパイスやパウダーを最後にふりかける
それぞれ独特な風味と食感をカルーアミルクに加えることで、お好みやシーンに合わせたカスタマイズが楽しめるので、順番に解説します。
1.シェイクして泡を作る
カルーアミルクをシェイクして泡立てると、通常とは違った風味を加えられます。方法は簡単で、カルーアと牛乳をシェイカーでよく振るだけです。そうすることで、滑らかでクリーミーな泡ができます。
シェイクすることにより、カルーアの豊かなコーヒーフレーバーと牛乳の柔らかさが絶妙に融合し、口当たりがより軽やかになります。この方法で作るカルーアミルクは、見た目も美しく、カフェラテのような味わいを楽しめるでしょう。
泡立てたカルーアミルクは、とくに暑い日やおもてなしのシーンにぴったりです。泡が加わることで通常よりも軽い飲み心地となり、食後のデザートとしても、またはリフレッシュしたい時の一杯としても最適です。
2.生クリームをプラスする
生クリームを加えることで、通常のカルーアミルクに豊かなクリームの風味が合わさり、一層リッチな味わいに変わります。こちらも作り方は簡単で、通常のカルーアミルクを作った後、上から生クリームをゆっくりと注ぎます。
この際、生クリームがカクテルの表面にきれいな層を形成するように、軽く注ぐのがコツです。仕上げに、軽くカクテルスティックでかき混ぜると、カルーアミルク全体にクリームが均一に広がり、口当たりがさらに滑らかになります。
3.スパイスやパウダーを最後にふりかける
最後に紹介するアレンジは、カルーアミルクにスパイスやパウダーをふりかける方法です。この手法で、カクテルに新しい味わいの層を加えることができます。
シナモンやナツメグ、ココアパウダー、あるいはエスプレッソパウダーを使い、カルーアミルクの上から振りかけるだけで、豊かなコーヒー風味が引き立ちますよ。また、これらのスパイスは牛乳のクリーミーな味わいと組み合わさり、より豊かな味わいへと変化します。
これらのスパイスはカルーアミルクの甘さに深みを与え、視覚的にも楽しめるため、お祝いのシーンやデートなど、特別な場面での提供にもぴったりですね。
シンプルながら効果的なこのアレンジで、普段のカルーアミルクがより一層スペシャルなドリンクに変わるでしょう。
カルーアを使ったカクテル5選
これから、カルーアミルク以外でカルーアを使ったカクテルを5つ紹介します。今回紹介するおすすめのカクテルは以下の5つです。
- ブラック・ルシアン
- ホワイト・ルシアン
- ダーティ・マザー
- カルーア・コラーダ
- コッチ・オーレ
これらのカクテルも、それぞれがカルーアミルクとは異なる独自の魅力を持ち、カルーアのリッチな味わいを基調としつつ全く新しい味わいを提供します。
1.ブラック・ルシアン
ブラック・ルシアンは、そのシンプルさと深い味わいで知られるカクテルです。主成分はカルーアとウォッカでできており、これら二つのリキュールを等量で混ぜて作ります。
ブラック・ルシアンは、1949年にベルギーで誕生し、コーヒーリキュールの甘さとウォッカのクリアな強さが絶妙にマッチしています。とくに食後のデザートドリンクとして楽しむのに適しており、そのまろやかながらも力強い味わいが多くの人々に愛されています。
また、ブラックルシアンは調合方法が非常にシンプルです。カクテルシェーカーを使う必要はなく、直接グラスに材料を注ぎ混ぜるだけで完成するため誰でも簡単に作ることができます。とても簡単に作れるので、家庭でのカクテル作りにもぴったりです。
2.ホワイト・ルシアン
ホワイト・ルシアンは、カルーア、ウォッカ、そしてクリームを組み合わせたカクテルです。このドリンクは、そのクリーミーで豊かな風味から、多くのカクテル愛好家に愛されています。カルーアが提供する深いコーヒーの味わいに、ウォッカが加わることで強度が増し、クリームがそのパワーを優しく包み込むのです。このカクテルは、1970年代にとくに人気を博し、映画「ビッグ・リボウスキ」でその名を広めました。ホワイト・ルシアンは、デザート感覚で楽しめるため、食後のドリンクとしてもおすすめです。
3.ダーティ・マザー
ダーティ・マザーはカルーアとブランデーを組み合わせたカクテルで、その深みのある味わいが魅力です。ブランデーの芳醇な香りがカルーアの甘いコーヒー風味と絶妙にマッチし、大人の味わいを提供します。
このカクテルは、少し強めのアルコールが好きな方にとくにおすすめです。シンプルながらもその存在感は抜群で、カクテル愛好家におすすめの一杯です。
4.カルーア・コラーダ
カルーア・コラーダは、カルーアをベースにココナッツクリームとパイナップルジュースを組み合わせたトロピカルなカクテルです。
このドリンクは、伝統的なピニャコラーダというカクテルにコーヒーリキュールのユニークな風味が加わることにより、甘くてフルーティーながらも深い味わいが楽しめます。
カルーアの甘さとココナッツのクリーミーさが完璧に調和し、パイナップルの酸味が加わることで、さわやかさも感じられるのです。このカクテルは、暑い夏の日にぴったりで、リゾート気分を味わいたい方におすすめです。
5.スコッチ・オーレ
スコッチ・オーレは、カルーアとスコッチウイスキーを使ったカクテルで、ホットミルクを加えて作ります。カルーアの甘いコーヒーの風味とスコッチのスモーキーな味わいが魅力。
そこにホットミルクが加わると、飲み口は非常に滑らかになり、体を温める効果も期待できるため、寒い冬の夜におすすめ一杯といえるでしょう。スコッチ・オーレは、とくにリラックスしたいときや、心地よい眠りにつく前の夜に楽しむのにぴったりです。
まとめ
本記事では、カルーアミルクの基本情報からそのアレンジ方法、さらにカルーアを使用したその他のカクテルまで、幅広くご紹介しました。カルーアミルクはそのままでもおいしいお酒ですが、さまざまなアレンジを加えることでさらに多彩な味わいを楽しめます。
1人はもちろん、家族と一緒などどのようなシーンでも楽しめるドリンクなので気になる方はぜひ試してみてくださいね。