鶏肉が硫黄の匂いがして臭い時は腐ってる?食べてしまったら食中毒になるか調査!
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鶏肉の入っているパックを開けた時に、あれ?賞味期限内なのに臭い…という経験ありませんか?この硫黄の匂いはもしや、腐ってる??と心配になりますよね。
賞味期限内であっても臭い鶏肉を食べても平気なのでしょうか?また、この鶏肉の硫黄の匂いの原因は何か?どうやって消したら良いのだろう…と悩んでしまって捨ててしまった人もいるかもしれないですね。
そこで今回は、鶏肉が硫黄の匂いがして臭い時は腐ってる?食べてしまったら食中毒になるか調査してお伝えしていきます!
鶏肉が硫黄の匂いがして臭い時は腐ってる?
鶏肉のパックを開けたら硫黄の匂いがする…そんな経験はありませんか?この場合、食品安全の観点から絶対に食べないようにしましょう。腐敗が進行している可能性が高いからです。
鶏肉は特に気温の高い時期に傷みやすく、賞味期限内であっても硫黄や腐った卵のような異臭を放つことがあります。これは細菌の増殖によるもので、食中毒のリスクが高まります。たとえ消費期限内であっても、硫黄臭がする鶏肉は必ず廃棄してください。見た目が正常でも、匂いは腐敗の重要なサインです。
「まだ賞味期限内だから」「もったいない」と思ってしまいますよね。でも、硫黄臭のする鶏肉を洗ったり、匂い消しをして調理するのは危険です。細菌やその毒素を完全に除去することは困難だからです。
鶏肉を安全に食べるには?
鶏肉の鮮度を保つコツは、購入後すぐに調理するか、適切に冷凍保存することです。解凍する際は、冷蔵庫内でゆっくり行い、室温で放置しないようにしましょう。
調理前には必ず鮮度を確認してください。新鮮な鶏肉は、淡いピンク色で、わずかに肉の香りがする程度です。変色や粘り、異臭がある場合は使用を避けましょう。
また、鶏肉を扱う際は、交差汚染を防ぐため、専用のまな板や包丁を使用し、調理後は十分に加熱することが大切です。中心温度が75℃で1分以上、または65℃で10分以上になるよう調理しましょう。
食の安全は妥協できません。少しでも疑わしい場合は、迷わず廃棄することをお勧めします。健康を守るためにも、鮮度管理と適切な調理方法を心がけましょうね。
硫黄の匂いがする鶏肉を食べてしまったらどうなる?
鶏肉が硫黄の匂いがして臭いけれど、洗ったり匂い消しをしてもう食べてしまった…もしかして食中毒になってしまうかも?と不安になっている人もいると思います。
硫黄臭のする鶏肉を洗ったり匂い消しをして食べてしまった場合、食中毒のリスクが高いため注意が必要です。この状態の鶏肉は傷んでいる可能性が高く、サルモネラ菌などの有害菌が増殖している恐れがあります。食中毒などの嘔吐・下痢などの症状が出てしまいかねません。
既に摂取してしまった場合、まずは水分を十分に取り、整腸剤を服用することをお勧めします。嘔吐、下痢、発熱などの症状が現れたら、速やかに医療機関を受診してくださいね。
鶏肉は生焼けでも食中毒のリスクがあります。中心部まで十分に加熱し、75℃で1分以上を保つことが重要です。調理器具の洗浄や手洗いなど、衛生管理にも気をつけましょう。
今後は、少しでも異臭がする鶏肉は使用を避け、適切な保存と調理を心がけてください。食の安全は妥協せず、少しでも怪しいと思った場合は廃棄してしまいましょうね。
鶏肉の生焼けを食べてしまった時の対処法は以下のページにまとめてありますので、参考にしてくださいね。
>>鶏肉の生焼けを食べてしまったら対処法はどうする?食中毒になるかも調査!
鶏肉から変な臭いがするけど賞味期限内なら大丈夫?
鶏肉が賞味期限内なのに変な臭いがする…そんな経験はありませんか?硫黄臭がする場合は腐敗の可能性が高いため食べるべきではありませんが、それ以外の「変な臭い」には様々な原因があります。
- 餌の影響
鶏の食べた餌の匂いがお肉に移ることがあります。養鶏業者は匂いだけで鶏の餌を特定できるほどです。特に輸入鶏肉は国産に比べて独特の臭いがする傾向があります。
- 鶏の体臭
また、鶏自体が持っている体臭ということもあるのだとか。人間と同じでそれぞれの体臭があるそうです。
- 冷蔵庫の匂い移り
保存中に冷蔵庫内の他の食品の匂いが移ることもあります。
独特の変な匂いがしても賞味期限内できちんと冷蔵庫に保存してある鶏肉なら食べても大丈夫です!臭いを消しさえすれば安全なので食べることができますよ。
鶏肉の変な臭いがした時の見た目のチェック方法
変な臭いがしても安全なことはあります。ただし、調理前に以下の点を確認しましょう。
- 色:新鮮な鶏肉は淡いピンク色でツヤがあります。灰色に変色し始めたら要注意で、半分以上灰色なら腐敗の証拠です。
- 黄色い斑点:これも腐敗のサインです。
- テクスチャー:粘り気や糸を引くような状態は腐敗を示します。
これらの兆候が見られる場合は、賞味期限内でも廃棄しましょうね。
また、保存方法や取り扱いも臭い対策や食中毒予防には重要です。鶏肉を保存、取り扱うときには以下の4つのポイントを気をつけてくださいね。
- 購入後はすぐに冷蔵または冷凍保存する。
- 使用する分だけ解凍し、再冷凍は避ける。
- 調理時は中心温度75℃で1分以上加熱する。
- 生肉を扱った後は、手や調理器具をよく洗浄する。
鶏肉は栄養価が高く、様々な料理に使える便利な食材ですよね。しかし、取り扱いには注意が必要です。適切な保存と調理、そして自分の五感を信じて判断することが、安全に美味しく鶏肉を楽しむコツです。少しでも疑わしい場合は、躊躇せずに廃棄することをお勧めします。食の安全は何よりも優先していきましょうね。
鶏肉の臭い消しの効果的な方法
それでは、実際に鶏肉の臭い消し方法をどのようにするのが良いかご紹介します。いくつか方法があるので料理にあった方法で試してみてくださいね。
下処理をしっかりして臭い消し
鶏肉を買ってきたら、皮と身の間に付いている黄色い脂を綺麗に取り除いてください。この黄色い脂が臭いにおいの原因のもとになってることが多いですよ。それからキッチンペーパーで、鶏肉から出ているドリップを吸い取るようにしてくださいね。
塩を振ってもんで2分おく
鶏肉全体に塩をまぶし、軽くもみます。そして2分ほど置いた後、水で軽く洗い流し、キッチンペーパーで水気を拭き取ってみてください。塩が臭み成分を吸着し、洗い流すことで除去してくれるのです。
お酒を振って20分おく
日本酒や料理酒を鶏肉全体にまぶし、20分ほど置きます。お酒を振ると、臭いを消すだけでなく、肉を柔らかくし、ジューシーに仕上げてくれるため、そのまま調理することもできます。
50度ぐらいのお湯をかけて2〜3分置く
50℃程度のお湯を鶏肉にかけて、2〜3分置きます。お湯をかけることで余分な脂肪分を落とし、臭いを軽減します。冷凍肉の解凍と同時に行えば一石二鳥ですね。
下味をしっかりつける
下記の食材や調味料を使用することで、臭いを消し、風味を向上させることができます。また、調味料ごとに特徴があります。
- 生姜、ニンニク:強い香りで臭いをマスキング
- カレー粉、ハーブ:独特の香りで臭いを抑制
- レモン汁、酢:酸味で臭いを中和
- みそ、しょうゆ:うま味で臭いを打ち消す
鶏肉をたくさん買ってきた時は、あらかじめいろいろな味に下味をつけて冷凍しておくことをお勧めします。
そうすることで、におい消しをする時間をはぶけてそのまま調理することができるので、お料理する時に時間を短縮できちゃいますよ。これらの方法をすることで、臭いにおいが全く気にならなくなりますよ。
その他のコツ
その他にも、有効な臭い消しの方法をご紹介します。
- 調理前に室温に戻す:肉の温度が均一になり、加熱ムラを防ぎます。
- 高温短時間調理:表面をサッと焼くことで、うま味を閉じ込め、臭いも抑えられます。
- 香味野菜の活用:玉ねぎ、セロリ、にんじんなどを一緒に調理すると、臭いを和らげます。
これらの方法を組み合わせることで、鶏肉の臭いを効果的に抑え、より美味しく調理することができます。ただし、硫黄臭や腐敗臭がする場合は、食中毒のリスクがあるため、絶対に食べないでくださいね。
鮮度の良い鶏肉を選び、適切な保存と下処理を行うことで、安全でおいしい鶏料理を楽しむことができます。臭い消しの方法を工夫し、鶏肉本来の味わいを引き出しましょう。
まとめ
今回は鶏肉が消費期限内なのに臭いけど食べられる?硫黄の臭いの原因も調査!と題してご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?
まず、鶏肉が賞味期限内なのに臭いにおいがした時、鶏肉の色を確かめてくださいね。綺麗なピンク色に近い肌色をしていたら間違いなく食べられますので大丈夫ですよ!
ただし、鶏肉から硫黄の匂いがする場合は傷んでいる証拠なので例え賞味期限内であっても廃棄するようにしてくださいね。
今回は以上となります。最後までお読みいただきありがとうございました☆