抹茶パウダーの代用に何が使える?お菓子作りの抹茶パウダーと粉末緑茶の違いも紹介!
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抹茶を使った飲み物やお菓子を作る時に使う抹茶パウダーですが、いざ作ろうとなると家にないわざわざ買うには高い、家にある何かで代用できないものでしょうか。
また、お菓子作りの際に抹茶が材料としてあるときに、抹茶と緑茶の違いも何か?気になりますよね。
そこで今回は、抹茶パウダーの代用品3選!お菓子作りの抹茶と緑茶の違いも紹介していくので参考にして下さいね。
抹茶パウダーの代用品おすすめ3選!
そもそも、抹茶パウダーがどの様なものなのかというと、くず茶などを抹茶加工したもののことです。玉露以外の茶葉が混ぜ込まれています。実は「抹茶」とは、少し違うものになるんです。
抹茶パウダーは、通常の緑茶葉を粉末状にしたものである一方、本格的な抹茶は、遮光栽培された高級茶葉である「碾茶(てんちゃ)」を石臼で挽いて作られます。
抹茶パウダーは主にお菓子作りに、本格抹茶は茶道で使用されます。ここでは、抹茶パウダーの代用品として使える3つの選択肢をご紹介します。
①緑茶の粉(緑茶パウダー)
最近は、スーパーや回転ずしにもオリジナルの緑茶の粉が置いてあったりしますよね。水でもすぐ溶けて、子どもでも簡単に緑茶を作れる優れものです。
少し味は緑茶、になるかもしれませんが残念ながら風味・味は本物の抹茶より薄く感じられてしまいます。
とは言え、同じ茶葉から作られていますし、粉状なのでお菓子作りに利用しやすいので抹茶の代用品としては一番のおすすめです。
②青汁
緑という共通点がある抹茶パウダーと青汁。原材料は異なりますが、最近では青汁の種類も豊富で、抹茶風味の物もあります。
そもそも青汁には茶葉は使われていないのでまったくの別物になってしまいますが、ほのかな抹茶風味を代用してお菓子を作ってみるのもいいですね。
青汁は、栄養も豊富ですし健康を気にする方にいいかと思います。
③抹茶ラテ
お湯を注ぐだけで簡単においしい抹茶ラテが完成する、抹茶ラテの粉。濃い抹茶ラテや、ミルク感があるものまでありますし、手に入りやすいものです。
ただ、ミルク成分が含まれていますので抹茶風味、というよりも抹茶ミルク風味になってしまいますがクッキーなど作る時に代用してもいいかと思います。
代用に使う時は、抹茶ラテには砂糖も含まれていますので本来いれる砂糖の分量を少な目にすることと、抹茶パウダーの分量よりも多めに抹茶ラテの粉を入れてくださいね。
抹茶パウダーと緑茶パウダーの違いは?お菓子作りに使った時の違いも紹介。
先程も抹茶パウダーの代用として回転寿司でお馴染みの緑茶パウダーを使えるとご紹介しましたが、そもそも抹茶パウダーと緑茶パウダーの違いは何なのでしょうか。
抹茶パウダーと緑茶パウダーの主な違いは、原料となる茶葉の品質と製造方法にあります。
<原料と製造方法の違い>
抹茶パウダー
- 原料:高品質の碾茶(てんちゃ)
- 製造方法:茶葉を石臼で丁寧に挽いて粉末状にする
- 特徴:栽培時に遮光処理を行い、うま味成分を高めている
緑茶パウダー
- 原料:一般的な煎茶の葉
- 製造方法:茶葉を機械で粉砕して粉末状にする
- 特徴:通常の緑茶栽培方法で育てられた茶葉を使用
つまり、抹茶パウダーの方が高品質のお茶の粉末で希少価値が高く値段も高い。ということになります。
では、比較的に手に入りやすく家にも常備しているという方もいる緑茶の粉を抹茶の代用としてお菓子作りに使った場合、どういった違いがでるのでしょうか?詳しく見ていきましょう!
□仕上がり
<仕上がりの色合い>
緑茶パウダーを使用すると、抹茶と比べて仕上がりの色合いが違ってきます。具体的には次の通りです。
- 通常、抹茶よりも淡い緑色になります。
- 使用する緑茶パウダーの品質や量、お菓子の種類によって色の濃さが変わります。
- 鮮やかな緑色を求める場合は、高品質の緑茶パウダーを選ぶか、量を調整することをおすすめします。
色の調整のヒント
- 食用色素(緑色)を少量加えて色を補正する。
- 抹茶入り緑茶パウダーを使用すると、より抹茶に近い色合いが得られます。
<味と風味>
緑茶パウダーを使用した場合、抹茶とは異なる味わいになります。
- 抹茶特有のうま味やコクは弱くなります。
- 爽やかな緑茶の風味が主体となります。
- お茶の香りは十分に感じられ、独特の美味しさを楽しめます。
以上のような違いがありますが、より抹茶に近づけることもできます。
風味の向上のヒント
- 抹茶入り緑茶パウダーを使用すると、より抹茶に近い風味が得られます。
- 高品質の緑茶パウダーを選ぶことで、より豊かな味わいを実現できます。
- バニラエッセンスなどの香料を少量加えると、風味のバランスが良くなる場合があります。
<テクスチャー>
緑茶パウダーと抹茶ではテクスチャーに違いが出ることがあります。
- 緑茶パウダーは抹茶ほど微粉末ではないため、やや粒子感を感じる場合があります。
しかしテクスチャーに関しては、お菓子の種類によってはこの違いがほとんど気にならないこともありますよ。
テクスチャー改善のヒント
- できるだけ細かい粉末の緑茶パウダーを選ぶ。
- 必要に応じて、緑茶パウダーをフードプロセッサーなどでさらに細かく粉砕する。
<使用上の注意点>
レシピの抹茶の量に対して、緑茶パウダーを1.2〜1.5倍程度使用すると良い結果が得られることが多いですよ。お菓子の種類や好みに応じて、量を調整してくださいね。初めて代用する場合は、小規模で試作してみることをおすすめします。
緑茶パウダーは抹茶の完全な代替品にはなりませんが、適切に使用すれば美味しい緑茶風味のお菓子を作ることができます。抹茶の独特の風味や色合いにこだわらない場合、または手軽に和風のお菓子を楽しみたい場合には、緑茶パウダーの使用がおすすめです。実験的な精神で、オリジナルのレシピ開発を楽しんでみてはいかがでしょうか。
そんな緑茶の粉を利用したお菓子のおすすめのレシピをひとつご紹介します。
□飲む粉末緑茶で!抹茶チョコチップクッキー
<材料>
- 製菓用無塩マーガリン(or無塩バター):50g
- 粉砂糖:25g
- 牛乳:大さじ1
- 〇薄力粉:10g
- 〇飲む粉末緑茶(顆粒タイプじゃないもの):5g
- チョコチップ:適量
<作り方>
➀バター、牛乳は室温に戻しておきましょう。●の粉類もふるっておきます。
➁バターをホイッパーでクリーム状にし、粉砂糖を加えてよく混ぜます。
➂そこへ牛乳を加えて、なじむまでよく混ぜましょう。
➃●の粉類を入れて、ゴムベラで混ぜます。ある程度混ざったら、チョコチップを入れます。
➄出来るだけ冷蔵庫で休ませると、扱いやすくなります。
➅好きな型で抜いたり、手で丸めて平らにしたり自由に形を作ります。
➆オーブン180℃、13分ほど焼いて出来上がり。
ぜひ、一度作ってみてくださいね。
抹茶の代用として青汁をお菓子作りに使った時の違い
では、抹茶の代用に青汁パウダーを使ったの場合はどうでしょうか?こちらも緑茶の粉同様に仕上がりと味について、みていきますよ。
□仕上がり
<仕上がりの色合い>
青汁パウダーは茶葉を原料としていないため、抹茶パウダーとは異なる色合いになります。
- 通常、黄緑色や淡い緑色になることが多いです。
- お菓子の種類によって色の濃さや明るさが変わります。
- クッキー:やや黄緑がかった色合い
- パウンドケーキや蒸しパン:淡い緑色で、きれいな仕上がりが期待できます
色の調整のヒント
- 抹茶風味の青汁パウダーを選ぶと、より抹茶に近い色合いが得られる可能性があります。
- 必要に応じて、食用色素(緑色)を少量加えて色を調整することも考えられます。
<味と風味>
青汁パウダーを使用した場合、抹茶とは大きく異なる味わいになります。
- 青汁特有の植物性の風味が主体となります。
- 抹茶風味の青汁を使用すると、より抹茶に近い味わいが得られる可能性があります。
- 全体的に緑茶に近い風味のお菓子に仕上がることが多いです。
風味の向上のヒント
- 抹茶風味の青汁パウダーを選ぶ。
- バニラエッセンスや柑橘系の香りを加えると、青汁の風味をマスキングできる場合があります。
- ホワイトチョコレートを加えると、まろやかさが増すことがあります。
注意点
- 青汁の風味が苦手な方には、やや食べづらく感じられる可能性があります。
- 青汁の種類によって味や風味が大きく異なるため、複数の種類を試してみるのも良いでしょう。
- 青汁パウダーは抹茶よりも水分を吸収しやすい場合があるため、生地の水分量を調整する必要があるかもしれません。
使用上のアドバイス
- 初めて使用する場合は、少量から始めて徐々に調整することをおすすめします。
- お菓子の種類によっては、青汁の風味がマスキングされやすいものもあります(例:チョコレート系のお菓子)。
- 健康志向の方や、独特の風味を楽しみたい方には、青汁パウダーの使用が向いているかもしれません。
青汁パウダーは抹茶の完全な代替品にはなりませんが、独特の風味と栄養価を活かした新しいタイプのお菓子作りを楽しむことができますよ。抹茶の代用というよりは、青汁の特性を活かした新しいレシピ開発として捉えると、より創造的なお菓子作りが楽しめるでしょう。また、青汁の栄養価を活かしたヘルシーなスイーツ作りにも挑戦できます。
青汁は、栄養価も高いですし青汁の味が好き!そんな方には使いやすいですし、ぜひ下記で紹介するレシピも作ってみてはいかがでしょうか?
□青汁のシフォンケーキ
<材料>
- 卵黄:M3個
- 卵白:4個
- 牛乳:65cc
- 薄力粉:70g
- ベーキングパウダー 小さじ1
- 砂糖:70g
- 青汁粉末:2スティック
- サラダ油:55cc
作り方
➀オーブン190℃、27分に余熱をしておきます。
➁卵黄を泡だて器でほぐして、牛乳を少しずつ混ぜ、サラダ油も少しずつ入れよく混ぜます。
➂卵白に砂糖を半分入れ、ハンドミキサーで泡立てます。
5分くらいしたら残りの砂糖を入れ、さらに5分きめ細かいしっかりし泡になるまで泡立てます。
➃卵黄に薄力粉、ベーキングパウダーを振るい入れて、青汁も加えていきます。
➄卵白を3回に分け泡をつぶさない様に入れ、泡だて器でムラなく混ぜます。
➅型に流し入れ、オーブンへ。5分したら170℃~180℃に下げます。
➆焼けたら、コップなどにさかさまに刺してしっかり冷めたら型から外します。
まとめ
今回は抹茶パウダーの代用品3選!お菓子作りの抹茶と緑茶の違いも紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?
あの抹茶の味が再現できるものは、どうしても少ないのかもしれませんが代用としてを考えるのであれば、身近にある緑茶の粉や青汁でも十分に美味しいお菓子作りが可能です。
皆さんは、緑茶の粉や青汁を使ってどの様なお菓子作りを楽しみますか?
抹茶ラテでも代用は可能ですし、自分好みの分量を探しながらアレンジしてみても楽しいかもしれませんね。今回は以上となります。最後までお読みいただきありがとうございました☆