ローストポークの生焼けは再加熱すれば食べれる?火が通っているかの見分け方も紹介
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自家製ローストポークを作る場合に、中まで火が通っていなくて生焼けになってしまうときもありますよね。
そんな時は再加熱をする必要があるのですが、日が通っているかの見分け方はどこを見ればいいのか?迷っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ローストポークの生焼けは再加熱すれば食べれる?火が通っているかの見分け方も紹介していくので参考にして下さいね!
ローストポークが生焼けの時は再加熱すれば食べれる?
豚肉は生焼けのまま食べることは危険なので、ローストポークが生焼けの時の対処方法としては再加熱することで食べることができます。
ローストポークを切る前におすすめする、生焼け時の再加熱の方法を3つご紹介します。余熱を使った再加熱の方法です。
再加熱でしっとり柔らかく仕上げるためには、温める加減が最大の重要ポイントです。火を通し過ぎることだけは避けたいです。
せっかく焼いたローストポークが、中芯のあたりも冷たい生焼け状態の時は、余熱を利用し再度温めましょう。
- オーブンの余熱で温める
- 湯煎
- 蒸し焼き
【オーブンの余熱】
オーブンの余熱で温める(加熱せずに再度オーブンに入れる)。アルミホイルに包んで冷めるまで放置して完成
【湯煎】
二重のラップに包んだ再加熱したいローストポークを空気を抜いてジップロックで密封します。
鍋に湯を沸かし沸騰したら火を止め、その中にローストポークを入れます。浮いてくるようであれば、お皿などをのせて浮かないようにします。
生焼け具合が中心が少し生っぽいくらいのは、蓋をして5分くらい放置。生焼けの範囲が大きい時は15~20分くらい放置し、次は蓋を開けて5分放置。湯から取り出し、そのまま冷めるまで放置して完成です。
【蒸し焼き】
フライパンが熱くなったら火を止めますアルミホイルに包んだローストポークをフライパンに入れ蓋をして余熱でローストポークを温めます。ひっくり返したりは不要です。
そのまま放置して寝かせて完成です。
生焼けの時、オーブンやフライパンで焼いたり直火にかけてしまうと、表面が焦げてしまったり、火を通し過ぎてパサパサになってしまったりするので、余熱を利用した温め方がおすすめです。
ローストポークの生焼けの見分け方!
レシピに従ってその通りに作ったとしても、個々の調理器具によっても調理時間も仕上がりも違ってきます。
豚肉は生焼けだと食中毒の危険性もありしっかり火を通したい!そして、ついつい焼き過ぎてしまい、肉が硬くなってしまう人も...。
しっかり火を通し過ぎるとあのしっとりした柔らかいローストポークにはならないのです。ローストポークが生焼けかを見分ける方法は3つあります。
1.竹串を刺し肉汁の色でローストポークの生焼けを見分ける
1つ目は竹串で刺して肉汁の色で生焼けかどうか見分けることです。焼き上がったローストポークに竹串を刺し、少し押し付けてみます。すると肉汁がじゅわ~っと出てきます。その肉汁の色をチェックします。
- 出てきた肉汁が透明→中まで火が通っている状態
- 出てきた肉汁がピンク色、または赤っぽい→中まで火が通っていない生焼け状態
心配なな人は、角度を変えて、数か所で確認してみましょう。ローストポークの一番厚い部分に刺すことで生焼けかどうか見分けることができますよ。
2.調理用の温度計を使ってローストポークの生焼けを見分ける
2つ目の見分け方は、ローストポークの一番厚い部分に調理用温度計を刺して中心温度が65℃以上あるかどうかで生焼けかを見分けることができます。
調理用の温度計はローストポークのような塊肉の温度を測ることはもちろん、油の揚げ温度やお湯の温度なども測ることができ持っていると便利です。
特に低温調理の料理は見た目だけでは不安です。中心部分まで火が通っているか、生焼けかどうかを見分ける時に役立ちますよ。
豚肉は、中心部分の温度が75℃以上1分間の加熱が推奨されています。でもローストポークは焼いた後に余熱で温度が上がりますので、65℃くらいでも大丈夫です。
試しに、調理用の温度計をローストポークに刺したままアルミホイルで包んで寝かせているうちに、焼かれた外側からグイグイと温度が上がっていくのが分かるかと思います。
3.切って生焼けを見分ける
3つ目は、切ってみることで生焼けを見分ける方法です。ローストポークの肉の重量やレシピ通りの温度での調理で肉汁が透明であれば、後は切ってみるのが確実ですね。
肉の中芯がピンク色になっていて切った時の肉汁の色が透明であるかどうかチェックしましょう。
ただし、焼きあがりすぐに切ると肉汁がピンク色の時があるので、ある程度寝かせてローストポークを冷ましてから切るのがおすすめです。
ローストポークの生焼けを食べても大丈夫?
ローストポーク[/caption]
ローストポークの生焼けを食べても大丈夫なのか?というと…結論は、ローストポークを生焼けで食べたら危険です!ローストポークに限らず、豚肉を生焼けで食べることが危険な理由は主に寄生虫や細菌による感染症や食中毒です。
- 生の豚肉に含まれている細菌による食中毒(E型肝炎ウイルスやサルモネラ属菌、カンピロバクター食中毒菌など)
- 豚肉の寄生虫による感染症(トキソプラズマ、有鉤条虫)
重症化する可能性もあるので、生焼けのまま口にするのは危険ですし不安です。
肉の生焼けが原因の食中毒は口にしてから7日以内に症状が出てきます。
- 腹痛
- 吐き気
- 発熱
- 倦怠感
などが主な症状です。7日間くらいの間に上記のような症状が現れたらすぐに病院を受診するようにしましょう。
症状の経過や食べた日などをメモしておくと受診した時に状態を詳しく伝えられますよ。逆に食べてから7日以上経過して何も症状がない場合は大丈夫だったということになりますね。
ローストポークの理想の仕上がりは、中がピンク色です。ピンク色は血の色だと思っている人もいるのですが、ピンク色はタンパク質の色。
出来上がった時の肉の温度が65℃以上あるのならピンク色でも問題はなく食べられると言うことです。食中毒が心配な菌や寄生虫も65℃以上で1分間加熱することで死滅すると言われています。
まとめ
今回の記事ではローストポークの生焼けの見分け方!対処法と再加熱方法も紹介してきました。
ローストポークが生焼けだった時の見分け方は3つありました。
- 竹串を使って肉汁のの色をチェックする
- 調理用温度計で中心温度をチェックする
- 冷めてから切り肉の中心部分(ピンク色)と肉汁の色をチェックする
ローストポーク(豚肉)を生焼けで食べるのは危険です。食中毒や感染症の危険性があるためです。
ローストポークが生焼けの時は、余熱を利用した再加熱で中芯まで火を通して、美味しいしっとりローストポークに仕上げましょう。