冷ややっこや、湯豆腐、お味噌汁など季節を通して食される豆腐。夏場の食欲が落ちた時冷ややっこなどにすると美味しいですし、身体が冷える寒い冬には鍋に入れたり、シンプルに湯豆腐で食べても美味しいですよね。
朝ごはんなどどんな時にも使える豆腐、いつでも使える様に冷蔵庫にストックしてるという方も多いのではないでしょうか。
しかし、気づいたら未開封のまま賞味期限が切れてしまっていたなんてこと、ありませんか?
せっかく夜ご飯に使おうと思っていたのに、と賞味期限の切れた豆腐をみたらなんだかショックですよね。
でも、賞味期限が切れても未開封の豆腐っていつまで食べられるのかしら?3日位なら大丈夫なんじゃない?そう思う方もいるかと思います。
今回は、豆腐の未開封のものの賞味期限切れ3日、1週間のものは食べられるの?ということや、今スーパーでもよく見かける充填豆腐についてご紹介していきます。賞味期限が切れた豆腐は加熱すれば食べれるの?についても一緒に見ていきましょう。
Contents
豆腐の未開封の賞味期限切れ!3日、1週間のものは食べられる?
では早速、豆腐の未開封の賞味期限が3日、または1週間ほど切れていた場合食べれるのかみていきたいと思います。
そもそも、賞味期限って何なのかと言うと、賞味期限は、「この期間であれば美味しく食べることができますよ」というものです。そのため、消費期限と違い期限が来たから早く食べないといけない、というものではないんですよ。
豆腐の場合、この賞味期限が表記されているものもあれば消費期限のものもあります。どちらが表記されていても、その期間をみてみるととても短いのが豆腐の期限。それは、豆腐がとても日持ちしにくい食材だからなんです。
そのため、賞味期限などが短いのですが未開封であれば3日、1週間過ぎても豆腐は食べれることができるのでしょうか?
未開封の豆腐の場合
◆賞味期限切れから1~2日なら大丈夫!
きちんと冷蔵庫で保存されていれば、未開封なら賞味期限が過ぎても食べれる可能性が高いですが、食べる際には、悪くなっていないかチェックしてみてください。
□酸っぱい匂いがしませんか?
□酸っぱい酸味のある味がしませんか?
□カビが生えていませんか?
□水気の部分、黄色くなっていませんか?
□糸を引いていたり、ぬめぬめしていませんか?
もし、そんなに賞味期限がきれていくても保存状態によっては傷んでいる事もあるのでしっかりチェックした上で食べましょう。
◆消費期限切れから3日~5日
3日賞味期限を過ぎた場合も、食べれることも多いですがこちらも1~2日と同様保存状態によります。最悪もう劣化し始めていることもありますので、この場合も確実にチェックしましょう。
4日を過ぎると、中には食中毒を起こしてしまう方もでてきます。今、免疫力が落ちてるなという方やお腹の調子に自信がない方は食べない様にしましょう。
5日も過ぎてくると劣化もかなり進んでいるので、食べるのはあまりおすすめできないです。
◆賞味期限切れから1週間以上
もう、1週間過ぎてしまうと食べるのは大変危険ですので、迷わず豆腐は破棄してしまいましょう。
開封してしまったという場合は、未開封の場合よりも食べれる期間がとても短くなってしまいます。一度開けてしまうと空気に触れてしまい、保存環境が変わるので劣化もしやすくなります。
なので、開封後2日以内に食べきってください。それがたとえ賞味期限内であっても、開封から時間が経ったものは劣化している可能性が高いので食べるのをやめましょうね。
つまり、未開封できちんと冷蔵保存されていたのであれば賞味期限を3日過ぎた場合でも食べれる可能性が高い、ということになります。1週間も過ぎてしまうと、食中毒の危険性もあるので食べれなくなる確率が高いです。
せっかく食べようと思っていた豆腐の賞味期限が切れてしまった、と思ったらまずは何日経ったのかと食べれる状態なのか、をしっかり確認しましょう。
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未開封充填豆腐のは賞味期限が切れいつまで大丈夫?
最近、スーパーには絹ごしや木綿豆腐の他にも様々な種類の豆腐が並んでいます。先日、子供達がおつかいに行った際、どれを買ったらいいのかわかんなかった!と種類が多くて迷ったことを話してくれました。
そんな中でも、充填豆腐がここ最近増えたなと感じていました。この充填豆腐、とても賢い商品で賞味期限が長いのも特徴なのですが、賞味期限はメーカーにもよるのですが、他の豆腐と同じくらいのものもあれば10か月も保存可能な商品もあるんですよ。
そんな未開封の充填豆腐の賞味期限がもし切れてしまった場合、食べることが出来るのかも気になりますよね。いくら衛生的と言われる充填豆腐でも、着実に豆腐は劣化していきますので、賞味期限切れの充填豆腐は食べない方が賢明です。
もし食べれそう?と思った場合は、先程紹介した他の賞味期限切れの豆腐と同じように、腐っていないかなというチェックをしてから食べる様にしましょう。少しでも気になる方は食べないでくださいね。
そもそも充填豆腐って何?
充填豆腐は、冷やした豆乳と凝固剤(にがり成分)を一緒に容器に入れて、容器ごと加熱して作る豆腐の事なんです。他の豆腐と何が違うのかというと、製造過程で加熱されて作られているのが特徴です。
木綿や絹は、製造する際に人などが成形する過程があり水を使いますが、充填豆腐は材料を容器に流し込みそのまま作られるので菌や空気に触れることがありません。そのため、他の豆腐よりも衛生的で長期の保存も可能になります。
最近では、あの有名なザク豆腐など枝豆風味だったり、ゆず風味という様なおもしろい豆腐もありますし、様々なバリエーションがあります。
また、充填豆腐には凝固剤として使われる「にがり」が抜けきれておらず苦みを感じるものもあります。にがりは元々、人が食べる事を前提には作られていないものですので大量に摂取することはしないでくださいね。
しかし、充填豆腐には他の豆腐に比べてミネラルもビタミン(葉酸)も豊富なんですよ。そのままで食べると苦みがあるな、苦手だなーという方は料理に活用してみてください。ホワイトソースに加えたりするととてもヘルシーですよ。一度お試しください。
賞味期限が切れた未開封の豆腐は加熱すれば食べられる?
実は、賞味期限が切れた豆腐を食べる時に重要なのは「加熱している」ということなんです。そのため、冷ややっこにしてそのまま食べるのはおすすめできないんです。
1~2日過ぎただけ、という場合でもしっかりと火を通してくださいね!どうしてそのままで食べてはいけないの?と思う方もいることでしょう。それは豆腐は、1日1日劣化していくからなんです。
豆腐の原材料の大豆。この大豆にはたんぱく質が含まれていますが、そのたんぱく質は傷みやすいという性質の持ち主だったんです。そのため、豆腐は傷みやすい食品になるわけです。
購入してから冷蔵庫へ保存されるまでの間に起こる温度変化の影響を受けやすいため、どうしても日に日に傷んでしまうんです。そこで、正しく保存して美味しい豆腐を食べましょう!

□冷蔵庫で豆腐を保存する場合
豆腐の水を捨ててタッパーなどの保存容器に豆腐を入れます。その時、新しい水も一緒に入れておきましょう。保存中の豆腐からは「灰汁」がでてくるので、夏場は1日2回、冬場は1日1回ほど水を入れ替えましょう。
もうひとつ、豆腐を茹でておくという保存方法もありますよ。豆腐を取り出し、崩れない様に清潔な布巾で包み茹でます。茹でた後は、冷水で冷やしてタッパーなどに水を張り保存しておきます。
□冷凍保存も可能!
なんと、豆腐も冷凍保存が可能なんですよ。レンジでチンするなどしっかり豆腐の水を切り、ジップロックなどの密閉保存袋に入れ空気をしっかり抜き密封しましょう。
冷凍した豆腐はゴワゴワ感が強くなってしまいますが、その分味が染み込みやすくなっています。煮物などの料理に活用してみてくださいね。
もしも、賞味期限を過ぎた豆腐を食べるのであれば料理などに活用し、しっかりと火を通してから食べましょう。
例えば、ハンバーグのタネの中に豆腐を混ぜてみたり豆腐ステーキにして食べるなどアレンジができるのが豆腐の一つの魅力です。いろいろなアレンジをして、美味しく料理して食べてみてくださいね。
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まとめ
とても繊細な食材である豆腐は賞味期限も短いですが、食べれる状態であればしっかり火を通して食べる事も可能です。一番いいのは、正しく保存をして期間内に美味しい状態で食べる事ですが、どうしても過ぎてしまった場合は今回の内容を参考にしてみてくださいね。
最近よくみかける充填豆腐も、とても魅力のある食材です。中にはいろんな味が付いていて、そのままで食べるととてもおいしくいただけるものも多いです。ヘルシーで健康にもいい豆腐、皆さんも正しい方法で豆腐を保存していろいろな料理にも活用していってみてくださいね。
今回は以上となります。最後までお読みいただきありがとうございました☆