クリスマスフラワーとも呼ばれるポインセチアが街中を彩り始めると、今年ももうクリスマスの時期が来たな♪と思わせてくれますよね!
ポインセチアはお店で売られている時、鉢にぎゅうぎゅうに植えられていることも多いですよね。そんなポインセチアを見て、可哀想だから、植替えをしてあげたいけど…時期はいつがいいんだろう?と悩んでいる人も多いのではないでしょうか?
ポインセチアは実は寒さに弱い植物なので、暖かい春になってきたら外に出して日光に当ててあげて、外気温に順応してきた頃が植え替え時期となります。
今回は、ポインセチアの植替え時期はいつ?鉢と土の選び方と肥料の与え方も!と題してお送りしていきますので、是非参考にしてくださいね!
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Contents
ポインセチアの植替え時期はいつ?
ポインセチアはの植替えの時期はいつがいいかと言うと、春になり暖かくなってきた頃が最適です。遅くとも7月くらいまでにはしてあげましょう。
適期以外の時期に植え替えをしようと思った場合、例えば、根詰まり状態で生育が悪いなと感じたときや、購入した後どうしても好きな鉢に植え替えたい場合などはしても構いません。
そのようなときは、鉢から抜いたままの株を、ひと回り大きい鉢に“そのまま”入れます。根をほぐして古い土を落としたり、根を切ったりしないように気を付けて、そのまま植え替えてあげてくださいね。
鉢の真ん中に抜いたままの株を置き、周りに新しい土を入れていくだけで、ほかのことは何もしなくて大丈夫ですよ。
植え替えのタイミングに剪定をするのが◎
ポインセチアは本格的な生育期に入る前に、全体の約半分~3分の1程度の高さまで剪定をしてあげると新芽が生えて株の勢いが良くなりますが、剪定は植え替えのタイミングでするといいですよ。
剪定しないままだと上の部分からしか新芽が出ず、背丈が高くなりバランスが悪くなってしまいます。
ポインセチアを剪定するときは、清潔なハサミを使い、できれば手袋をして作業することをおすすめします。なぜなら、葉や茎を傷つけると白い樹液が出てきて、それに素手で触れるとかぶれることがあるからです。
素手で触れてしまった場合は、流水でよく洗い流しましょう。使用したハサミにも樹液がついてベタベタするので、こまめに拭き取り、作業後もきれいにしておきます。
また、剪定で切った枝を使い、挿し木で増やすこともでき楽しむこともできますよ!
植え替え後しばらくは、株にストレスがかかっているため、直射日光や強風が当たらない場所に置いてあげてください。根詰まりを防ぐためにも、毎年もしくは2年に1回は植え替えすると元気に育ちますよ!
植え替え時の鉢と土の選び方のポイント
ポインセチアを植え替える時は、現在の鉢より、ひと回り大きい鉢に植え替えるのが理想ですが、さほど窮屈そうでない場合は同じ鉢でも構いません。
ただし、購入したときの鉢は大抵の場合小さめですので、購入後初めての植え替え時には、ひと回り大きい鉢に植え替えることをおすすめします。
小さい鉢のままだと、すぐに根詰まりしてしまう可能性が高いうえ、水やりの管理がしにくいですが、どうしても小さい鉢が良いという場合は、生育期の水切れに注意が必要です。
逆に、あまりにも大きい鉢に植え替えしてしまうと、土の量が増えるため水はけが悪くなり根腐れの原因になりますし、冬になって部屋に移動するのも一苦労で置き場所にも困ってしまいます。
ポインセチアを植え替える時の鉢の大きさを選ぶ時は、でどこに置くか?を考えながら選ぶようにしたいですね!
植え替えの手順と注意点
ポインセチアを植え替える鉢が決まったら、鉢底に鉢底ネットを置き、鉢底石を入れます。
この時に、ネットに入っている鉢底石を使うと、次の植え替え時の土の振り分けが簡単にできるため便利ですよ。
ネット入の鉢底石が手元にない場合は、100均などで売っている台所の生ゴミ三角コーナー用ネットに鉢底石を入れて使うのがおすすめです。
ポインセチアの株を古い鉢から取り出したら、根を半分ほどほぐし、古い土を落とします。このとき、伸びすぎた根はハサミでカットし、古い根も一緒にのけます。
土は水はけ、水もちのバランスが良いものが適しています。市販の観葉植物用培養土を使うと便利ですし、土独特のニオイもほとんど気になりません。
もし、自分で配合する場合は、赤玉土(小粒)7:腐葉土3で作るといいでしょう。
土の準備ができたら、ポインセチアの株を鉢の中心に置き、鉢の上から2~3cmくらい下まで土を入れていきます。
土を半分くらいまで入れたら、割り箸で土を突き、根の間までしっかり土が入るようにしましょう。このとき根を傷つけないように軽く突いてください。鉢を地面にトントンと軽く落とすようにすると土がなじみますよ。
植え替え後は、鉢の底から流れ出るまで水をたっぷりあげてくださいね。
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ポインセチアの植え替え後の肥料の与え方と注意点
先にも書きましたが、ポインセチアの植え替えは株にとってストレスがかかっているため、根が土としっかりなじむ2週間程度は肥料をあげないようにしてください。
4~8月は、薄めた液体肥料を2~3週間に1回、葉や茎にかからないよう細口ジョウロで株元にそっと流し込む感じであげてください。
夏場の朝にあげると、日中に土の中の水温が上昇し根にダメージを与えてしまうので、夕方になって気温が落ち着いてきてからあげます。
冬場の夕方にあげると、夜に土の中の水温が下がり、これも根にダメージを与えてしまうので、冬場は晴れた日の朝水をあげましょう。
9~10月は緩効性化成肥料を1ヵ月に1回あげてください。観葉植物用肥料が手に入るようなら、それを使いうのがおすすめです。
休眠期(12~2月)は肥料は不要
ポインセチアは冬の植物のようなイメージがありますが、12~2月は休眠期となります。この時期は、根が栄養を吸収できないため肥料はあげないようにしましょう。
休眠期以外でも、水のやり過ぎなどでポインセチアの葉っぱが落ちているときや、葉がしおれるなど株が弱っているときには肥料はあげないでください。
肥料は規定以上の量をあげてしまうと根に負担がかかり、枯れてしまうこともあるので使用量は守ってくださいね。
まとめ
今回はポインセチアの植替え時期はいつ?鉢と土の選び方と肥料の与え方も!と題してお送りしてきましたが、いかがでしたでしょうか?
ポインセチアは、正しく管理すると毎年楽しめるのがいいですが、キレイで鮮やかに色づかせるためには『短日処理』という手間がかかってしまいます。短日処理しなくても色づきは悪いですが、色づいてはきてくれます。
いろいろな色のポインセチアが売られていますが、やっぱり鮮やかな“赤”がクリスマスの彩りに花を添えてくれますので、短日処理に挑戦してみてはいかがでしょうか?
市販のポインセチアを購入したりプレゼントされたりすると、シンプルなプラスチックの鉢に植えられていることがほとんどですが、好みではない場合もありますよね。
そんなときは、ひと回り大きい鉢にそのまま入れるのもいいですし、鉢カバーなどで、あなた好みのおしゃれを演出するのもいいのではないでしょうか。
また、ポインセチアは冬の季語とされ、冬に花を咲かせる観葉植物ですが、意外にも寒さと霜には弱いので、気温が10度を下回った状態が続くと弱ってしまいます。冬は部屋の暖かい場所に置いてあげて、春になったら植え替えをして楽しんでくださいね☆