コオロギは冬空の下で鳴く

例えば、地球に初めて来たエイリアンに「ビール」を説明するとしたら、どんなふうに説明する?「幻」の性質とか、いや、そもそも地球や日本の説明からする?
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雨が上がった仏滅の朝は立ちっぱなしで

ある雨の日の午後、少年は母親からお使いをことづかって、白菜と葱とぶた肉を買いにいく途中だった。
少年はほくそ笑んだ。
今夜はおなべだ!やったぜ!…と。
しかし、予想だにしない事がその後すぐ起きたのである。
なんと、ズボンのポケットにしまっておいたおつかい用の千円札2枚が、どこにも無いのだ!
少年はお店のレジに並んでいる時、まさかとは思っていたがポケットの中に手を入れて確かめてみたのだ。
そしてその時お金が無くなっているのを知ったのだ。
怒られる覚悟を決め、少年は手ぶらで家に帰ることにした。
次からは、お金は靴か靴下にしまおう。
少年はこぶしを握り締め、そう決心した。

自信を持って大声を出す彼女と冷たい雨
「富士には月見草がよく似合う」というよく知られる名言を記したのは小説家の太宰治だ。
太宰治は、バスに乗車し、御坂峠を越えて、現在の甲府市まで行く途中だった。
同じバスで偶然にも一緒に乗ったお婆ちゃんが「あら、月見草」と独り言を言う。
その声に、振り返った太宰治の目に見えたのが月見草、その隣に富士の大きな裾野である。
富岳百景に記されたのこの話は、名峰富士を美しさを表すとき欠かしてはいけない。
多くの芸術に引っ張りだこの、3776mの名山だ。
どの角度から見ても同じように、整った形をしているために、八面玲瓏という言葉が似合っていると口にされる。
全くだと思う。
私が大好きなのは、中央高速道路から見る名山、富士山だ。

ゆったりとダンスする家族と気の抜けたコーラ

友達の親戚が梅干しを販売しているとの事。
天神に本部があり上海にショップもでき、関西の方にファクトリーがある。
全国に定期的に、何名かのグループでデモストレーションをするらしい。
飲みながら、梅干しの雑学を聞くと、食べたくなった。
「梅干し食べたい」など言うと、たくさんあるよ〜!と言いながら出してくれた。
この子と食べたこの梅干しが、人生でベストに美味しかった。
ここで、さっそくはちみつ梅を注文してしまった。

のめり込んで口笛を吹くあの人と穴のあいた靴下
日本は、数多くのお祭りがあるみたいだ。
生で確認したことはないけれど良く知っている祭りは、秩父夜祭で、別名、冬祭りがある。
立派な彫刻を施した、笠鉾が2基と屋台が4基。
祭りの概要が分かる会館を観光したときに、写真や実際の大きさの物を見ることができた。
寒い12月に開かれるので、冬祭りという別名でも呼ぶみたいだ。
実際に見てみたい祭りの一個なのである。
冬祭りとは反対に、夏に行われるのは、福岡県福岡市の放生夜が有名で、命ある者の生を奪う事を制限するお祭り。
昔は、このお祭りの期間、釣りもしてはいけなかったとの事。
代々続くお祭りも大事だが、私は屋台のリンゴ飴も同様に好きなのだ。

ひんやりした休日の夕暮れはカクテルを

村上春樹のストーリーが読みやすいと、読書が好きな人々の評判を知って、初めて手に取ったのがノルウェイの森だ。
この文庫本は、外国でも大勢の人に読まれており、松山ケンイチ主演での映画も公開された。
村上春樹の話は、話の展開が早く、どんどん読めてしまうところが好きだ。
直子と緑との2人の女性の間でゆれる、主人公のワタナベは、実際、生死の間でゆれているように感じる。
そういった骨組みをのぞいてみても、緑も直子も魅力があると思った。
他にも、キズキや永沢さんやレイコさんといった個性が加わる。
みんな魅力的で独特で陰の部分を持ちあわせている。
学生時代に知った作品だが、無性にあのシーンが読みたい!と思い立ってページをめくったことが何回もある作品。
ワタナベは直子に、「私のお願いをふたつきいてくれる?」といわれ「みっつ聞くよ」と答える。
村上春樹ってこんな人なのかな?と感じたシーン。
だから、直子が幸せ者に見えた。

じめじめした大安の朝は食事を
定期的な診断は、例年どこかしら引っかかる。
心臓だったり、血液検査だったり、胃だったり。
胃のレントゲンをバリウムを一杯飲んで受けてみて、検査結果を受け取ると、胃がんの疑わしさがあるので、早急に、胃の再検査を下記の病院にて受けてください。
と記されてあったのには、あせった。
あせったというより、むしろ心ぼそかった。
即刻国立病院に胃の再検査に行ったら、結局、胃炎だった。
胃は以前から痛かったので、定期診断に引っ掛かったのはわかるが、文で私の名前とがんの疑念があると書きつけてあったら心配だった。

ノリノリで話す彼と草原

今日この頃は、チヌ釣りに行ってない。
業務で大変忙しく行けないのもあるが、しかし、とっても暑くてきついから、出かけづらいのもある。
それに加え、通りがかりでいつもの場所を眺めても爆釣の気配が全然ないから、すぐに出かけたいとは寂しいが思えない。
めっちゃ豊富に釣れていたら我慢できずに行きたくなるのに。

そよ風の吹く仏滅の深夜に冷酒を
家の近くのスーパーマーケットで買い出しをしていた。
冷食cornerチャーハンを探していた。
いろいろ探していたら、韓国語で書いてある品を探し出した。
良く見て確認すると、トッポギだった。
昨年、釜山へ行ったときに、幾度となく韓国に渡航している先輩にごり押しされたのがトッポギだ。
日本でも冷食になって、屋台のトッポギが買えるなんて、心外だった。

湿気の多い土曜の夕方にこっそりと

銀座のキャバクラの女性を見ると、すごいなーと思う。
というのは、キメキメの外見、会話の技術、そのための努力。
客に完璧に勘違いをしてもらわないで、夢を与えていると理解してもらいながら、常連になってもらう。
そして、もしかするとこのお姉さん、俺に気があるのかな?と思ってもらう。
バランスのとり方が、どの職業よりも、難しそうだ。
それよりも、私はとにかくホステスの月給がとても聞いてみたい。

風の無い木曜の早朝に散歩を
昔からお肉をそこまで食べられないので、食べるものは自然と魚が主な栄養になってくる。
で、夏の、土用の丑の日の鰻は、大したイベントごとだ。
東の方でウナギを開く場合、背開きという習慣があるという。
どういう事か説明すれば、かつて武士社会だったので、腹開きは切腹に通じてしまい縁起が悪いため。
もう一方で、大阪あたりで開く分には、腹開きである場合が習慣。
何故かと言うと、大阪の方は商人色の強い場所なので腹を割って話そうと言う意味につながるから。
逆説で、自腹を切るという言い方にも通じるので、シチュエーションによってはタブーの時も。
何故かと言うと、大阪の方は商人色の強い場所なので腹を割って話そうと言う意味につながるから。
逆説で、自腹を切るという言い方にも通じるので、シチュエーションによってはタブーの時も。
上記の話は、バス会社で働いていた時に、毎回、お客さんに言っていた豆知識です。
都内より乗り込みして、静岡県の沼津のウナギを食べるために向かおうという目的。

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